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解体

アスベストとは天然にできた鉱物から採取した繊維状のもので、クリソタイル(白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)、アンソフィライト、タルク、トレモライトと6種類のものがあります。
日本においては「せきめん」や「いしわた」とも呼ばれており、このうち、クリソタイル、アモサイト、クロシドライトが主に日本で使用されたものとなります。
アスベストはとても細い繊維質のもので、耐火性や断熱性、防音性、絶縁性などに対し優れた機能を有しいることから「奇跡の鉱物」などとも呼ばれ、建物の建築材料や様々な工業製品に使用されてきました。
主な使用方法としては、セメントを混合し、建物の壁や天井裏などへ吹き付け施工する吹き付けアスベストや、建物の外壁や屋根材など広い範囲で使用されてきた、平板または波板上の成形板などです。
しかしながら、アスベストは1960年代頃から、肺がんや中皮腫を発症する発がん性が問題となり、その後、日本においては1975年に吹き付けアスベストが禁止され、全国の小中学校での使用問題などを経て、現在では、原則として製造や使用等が禁止されています。
現在においても、アスベストが原因とみられる健康被害が大きな社会問題になっており、国を始めとして、都道府県などで補助金を投じることにより対策などが行われています。
対策方法としては、まず、民間建築物など既存の建物にアスベストが含有されているかどうかの分析調査について、分析調査機関へ委託することで国が定める基準値以上のアスベストが含有しているのか調査を行うことができます。
この場合においても国や都道府県からの補助などのサービスを受けることができます。
その調査の結果で含有が確認された場合は、除去工事などの対策を行います。
除去の方法としては、近年では業者独自の開発により様々な方法が生み出されており、ゲル状にしながら除去を行ったり、抑制剤を散布して除去するなどの方法があります。
また、使用されている箇所や公共性の有無により、除去工事だけでなく、飛散しないように、封じ込める、囲い込む等の対策を行うことも可能です。
いずれにしても、アスベスト使用の可能性がある建築物で飛散の可能性がある場合は早急に対処する必要があります。